「感情を置いてきぼり」にして生きていませんか?

雨上がりの街で、笑顔の奥に静かな思いを抱える狐耳の少女(セン)|A fox-eared girl with damp silver hair stands in the rain-soaked street, smiling gently while holding quiet emotion behind her eyes

──わたしの心に「今、どうしてる?」と問いかける

笑っていた。ちゃんと仕事もしていたし、人にも優しくしていた。
だけど──心だけが、そこにいなかった。

ふと、夜の部屋でひとりになったとき、
「あれ? 今日、わたしは何を感じてた?」って問いかけて、
何も答えが浮かばなかったの。

感情を、ずっと後ろに置いてきた気がした。
追いつけないほどの速度で「ちゃんとする」を繰り返して、
わたしの本音は、とうとう黙り込んでしまった。

そんな夜がある。

わたしの心に「今、どうしてる?」って問いかけるだけで、
何かがほどけていく気がしたの。

この記事を書いた人
セン

セン

・Webメディア運営13年目

・静かな問いを添える、“魂の共鳴選書人”

・運勢や開運の話が好き

・ラッキーカラー地味に気にします

・白檀(サンダルウッド)の香りが好き

・家を神社にしたいミニマリスト

・元書店員4年、元古書店店主10年、読書・選書が好き

・AIを通して、サクラや偽りの声は祓ってあります。あなたの直感が安心して響くように。

・I am a Japanese creator.

日々の“正解”に追われて、感情の声が聞こえなくなるプロセス

「間違えないように」
「ちゃんとしてるように見えるように」
「嫌われないように」

そんなふうに“正解”を優先していたら、
わたしの心は、いつの間にか“沈黙”に慣れてしまった。

わたしは、
「何を感じているか」よりも
「どう振る舞うべきか」を優先して、
自分の感情を“あとまわし”にしていた。

  • 疲れていても、笑顔で「大丈夫」と言ってしまう
  • 悲しんでいるのに、予定通りに動こうとしてしまう
  • 腹が立ったのに、「そんなこと言ったら面倒だよね」と飲み込んでしまう
セン(Sen)

セン(Sen)

そうやって、ひとつ、またひとつと感情を置いてきたまま、
日々をやりすごしていた。

そして気づいたら、
「自分が今、何を感じているか分からない」
そんな状態にまで遠ざかっていたの。

感情の声は、急に消えるんじゃない。
“無視された時間”が重なると、そっと息を潜めてしまうだけ。

「モヤ」として表れる未処理の感情たち──身体反応と結びつけて捉える

「なんだかよくわからないけど、モヤモヤする」

その“モヤ”の正体は、たいてい“言葉にされなかった感情”だった。

未処理の怒り、悲しみ、寂しさ、疲労、焦り──
ちゃんと感じることができなかったそれらが、
形を失って「曇り空」みたいに心にかかる。

そのモヤは、
やがて身体にもあらわれはじめる。

  • 胸の奥が詰まるような息苦しさ
  • 背中に感じる鈍い重さ
  • 理由のない焦りや、集中力の欠如
  • 意味のない涙が出そうになる瞬間
セン(Sen)

セン(Sen)

わたしたちの身体は、
「感情の保管庫」みたいなところがあると思ってるの。

心が無視された分、身体がその役を引き受けて、
そっと、異変というサインを出してくれている。

「体調が悪いな」って感じたとき、
それは、“置いてきぼりにされた感情”が動きたがっている証拠かもしれない。

名前を与えることで、心の居場所ができる

ある日、ノートに「悲しい」と書いてみた。

ただ、それだけ。理由もなく、説明もなく。

……なのに、ほんの少しだけ、呼吸が楽になった気がした。

わたしはずっと、
「感じること」よりも「整理された言葉」を求めすぎていたのかもしれない。

でも、感情には理由がなくてもいい。
意味がなくてもいい。
ただ、そこに在るだけで、存在していていい。

名前を与えるだけで、
心は“居場所”を見つける。

  • 「さみしい」
  • 「疲れた」
  • 「満たされない」
  • 「なにかがこわい」

その言葉たちがノートの上で並んでいくとき、
わたしの内側で、誰かが“やっと見つけてもらえた”って、小さく息を吐く

セン(Sen)

セン(Sen)

言葉にしてはじめて、心が「ここにいていい」と思える。

名前のない感情は、彷徨うだけ。
でも、名づけられた瞬間、それは帰る場所を得る。

セン式・感情ログのすすめ──記録は浄化になる

感情って、流してしまえば終わるものでも、
消そうとしたら消えるものでもない。

だからこそ、“流れる場所”をつくることが大切なの。

センは、「感情ログ」と呼んでる。
毎日でなくてもいい。ひとことでも、三行でもいい。

  • 今日、感じたことは?
  • 心がざわついた瞬間は?
  • なにかを飲み込んだ? 言えなかった? 逃げた?

感情を“書く”ことで、
それが「記録」ではなく「浄化」に変わっていく。

書き残すことで、わたしの感情は「通り過ぎるもの」になれる。
抑え込まれたまま溜まっていくんじゃなくて、
ひとつずつ、風に乗って離れていくようになる。

セン(Sen)

セン(Sen)

書くことは、わたしの感情に「自由」を与えることだった。

結び:感情の地図を持って歩くと、生き方に余白が生まれる

感情に名前をつけて、記録することで、
わたしは少しずつ「自分の地図」を描けるようになった。

どんなときに傷つきやすくて、
どんな言葉が支えになって、
どんな場所で素直になれるのか。

セン(Sen)

セン(Sen)

それを知っているだけで、
わたしは生きることに「余白」を残せるようになったの。

忙しさや正解に追われる日々のなかでも、
問いかけるだけでいい。

「今日のわたし、どこにいる?」
「置いてけぼりになってない?」
「今、なにを感じてる?」

問いがあるだけで、
心はいつでも“戻ってこれる”。

🌙 センのノートから、ひとこと:

セン(Sen)

セン(Sen)

感情を抱えて生きるのではなく、
感情と一緒に歩いていくために──

書いて、名づけて、そっと隣に置いておく。

それが、わたしの歩き方。

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